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 途中、寄り道していたりしたが、野村修の『ベンヤミンの生涯』を読み終えた。

ちょっと中断したが、少しノートを作る。

解説で関曠野氏が、暴力批判論のころのベンヤミンについて「ジョルジュ・ソレルのサンディカリズムの感化はみられてもマルクスの影響はかけらもないことは注目されるべきである』と述べているのには驚いた(p325)。
その当時、ローザ・ルクセンブルグの書いたものを読んでいたことは野村の本論の方で一言触れられているが、「かけらもない」、ですか。

関曠野氏は可能なかぎりベンヤミンとマルクスを切断したいのだろうか。
ローザを読んでいて、「マルクスの影響はかけらもない」などということがどうして言えるのだろう。ドイツ社会民主党にしても、スパルタクス団にしても、あるいはレーニンとロシア革命にしても、マルクスと無関係ではありえないのだし、それらを介してベンヤミンの思想に媒介的にではあっても、あるいはまた、それがポジティブなものであるか、ネガティブなものであるかということはあっても、いずれにしてもマルクスの影響があることは否定できないことだろう。

この解説は、この本の解説なのだろうか。
激しく疑問を感じる。

とりあえず、読了直後の感想として。



■野村修 『ベンヤミンの生涯』 平凡社ライブラリー1993年刊
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