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  ベンヤミンは過去を解放しようとした。その簒奪された意味を、ねじ曲げられた時空を、奪われた世界を。おそらくは。それは「歴史哲学テーゼ」にも流れこむひとつのイメージだろう。歴史の奥底にはとぐろを巻くような、ドロドロとしたものがある。歴史の表舞台に登場することもなく、例えば色川大吉が北村透谷について語ったときの言葉を借りれば、「地下水脈」のように流れ続けているものがある。
それは概念化された言説のなかには収まらないものなのかもしれない。

ベンヤミンのフランクフルト社会学研究所について書いた文章にこう書かれているという。

「民主主義社会の崩壊過程から、その初期とその夢とに結ばれた諸要素、きたるべき社会との、人類そのものとの連帯を否認しないような諸要素は、分離されうるか? この問いに肯定をもって答ええなくては、国を去ったドイツの研究者たちは、多くのものを救えなかったことになるだろう。歴史の唇からこの問いへの肯定を読みとる試みは、アカデミックなものではないのだ。」(野村修『ベンヤミンの生涯』p180 これは何からの引用だろう? 著作集には収められていない文章だろうか?)

…アカデミックなものではないのだ。

ではそれは意志なのだろうか。覚悟なのだろうか。


そして「ベルリンの幼年時代」は、どこに位置するのだろう。
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