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since 2007 10 24  読み書き、見聞き、したもの。など。 twitter https://twitter.com/takagi_toshi
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 ベンヤミンの「暴力批判論」を読む。再読している。
一読ではとうてい飲み込むことができない。ベンヤミン独特の表現いたるところに出てくる。神話的暴力と神的暴力。運命的という言葉。

謎めいている。どれとしてはっきりこうだと説明することができない。

ふと思う。きっと謎めいているから読むのだろう。

アンゲロプロスの映画もそうだ。謎に満ち満ちている。簡単にその正体を明かしてくれない。いや、正体などないのかもしれない。アンゲロプロス自身がその「正体」を語ったところで、それが正体であることの有力な説ではあっても、それ以上ではない。

アンゲロプロス、ベンヤミン…謎が謎を呼び、出口がはっきりせず、迷い込むように読む。思えば森有正もそうだ。何がわかったというのか?何もわからないという方が正しい気がする。そのたびに跳ね返される。跳ね返されることはわかっている。謎解きをしようと思って読んでいるわけでもない。けれども読み続ける。

謎だからいつも魅入られるように読むというわけでもない。そこには何かがあるのだと思う。けれどもまだそれがつかめない。
つかもうとして、その作家が見ていた世界を見ようとする。その作家が読んだ本を追う。建築について多くの言葉が語られているならば、それを追う。そうやっていくと無暗に遠くまで行くことになってしまう。

ずいぶん回り道をした。
しばらく、かなり長い期間になると思うけれども、ベンヤミンを読み続けようと思う。


…といったけれども、以前にそのようにして折口信夫を読もうとしてかなり初期の段階で挫折したこともあったけれど。

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